2004年5月1日(土)13:32

パッテンEU外交担当委員はEU加盟国を批判

ベルリン(AP)

欧州委員会のクリス・パッテン外交担当委員は、欧州委員会に対する従来の加盟国の態度を厳しく批判した。「欧州は強い委員会を必要としている。その委員会が人気のない、しかし必要不可欠な決定を下さねばならないからといって、絶えず加盟国から攻撃されるならば、きわめて有害である」とパッテン委員は『ヴェルト日曜版』Welt am Sonntag紙に語った。

「欧州委員会は天の被造物などではない。加盟国が創設したのだ」。それをこき下ろしても有益ではない」とパッテン委員は主張した。

59歳のイギリス人、パッテン委員は、自国のEUに対するアンビヴァレントな態度にも批判を浴びせた。私は、イギリスがEU憲法を否決した場合、中期的にはEUを離脱せねばならない事態もありうると思う。「自らが何者であるかを私たちが決定するまで、永遠に待ってもらうわけにはいかないのだ」と委員は述べた。

原題:EU-Aussenkommissar Patten kritisiert Mitgliedstaaten




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